「子供ができないお前なんて、もう用なしだ」
夫の大樹がそう言った時、私は耳を疑った。
「え…何言ってるの?」
「だから、離婚だよ。お前、不妊なんだろ?」
私は絢香、29歳。大樹と結婚して3年。
確かに、子供はまだできていなかった。
「でも、まだ病院で検査とか…」
「検査?お金の無駄だろ。どうせお前が悪いんだから」
大樹は冷たく言い放った。
「それに、もう好きな人ができたんだ」
「え…」
「職場の後輩の美咲。若くて可愛いんだ」
私は、言葉を失った。
「美咲なら、俺の子供を産んでくれるって言ってる」
「お前と違ってな」
その言葉が、胸に突き刺さった。
しかしこの後、大樹とまさかの場所で再会する事に…。
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